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1泊2日プチ湯治・・・温泉津温泉+周遊、後編 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

温泉津温泉に宿泊した翌日は、まず近くにある琴ヶ浜に立ち寄りました。
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琴ヶ浜は日本三大鳴り砂の一つで日本の音百選、渚百選に選定されています。砂浜を歩くとキュッキュッと音が鳴るそうです。

条件がいろいろあるのだと思いますが、私が歩いても残念ながら音は聞こえませんでした。しかし、冒頭の写真のように波打ち際にかわいい貝殻がたくさん打ち上げえられ、「白砂青松」という言葉がぴったりな白い砂と青い海の風景が美しかったです。
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昨日からずっと海沿いを走ってきましたが、琴ヶ浜で海とお別れ、三瓶山麓を通り・・・
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里山風景の田舎道をたんたんと走りました。ちょうど水田には水が張られ、グワッグワッと蛙の鳴き声が聞こえてきました。
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出雲地方の山間部はかつてたたら製鉄が盛んな地域でした。次に訪ねたのは菅谷たたら山内です。
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たたら製鉄に携わった人々の職場や住んでいた地区を総称して山内というそうです。すでにたたら製鉄は行っていないため、集落は眠ったような静けさでした。
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ここには菅谷高殿という製鉄現場の建物が、日本で唯一現存しています。
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内部を見学しました。
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大正 10 年まで操業していたそうです。中央に砂鉄と木炭を燃やし鉄を抽出する炉、その両側に天秤ふいごという風を送る装置、また材料をおく床、村下とよぶ製鉄を指揮する人が座したところなどが再現されていました。この炉で三昼夜かけて鉄を抽出する、たいへんな仕事だったようです。天秤ふいごを踏んで風を送る人を番子と呼ぶそうですが、過酷な労働で交代で作業したため、これに由来して「かわりばんこ」という言葉ができたことも初めて知りました。

また表面から見えない床下も地下からの湿気による水蒸気爆発を防ぐため、粘土層を挟んで下に排水溝を設け、上に炭や薪の燃えがらを敷き、さらに側面に内部を乾燥させるための炉を置くといった徹底した防湿構造になっていることも知りました。

高殿の近くには、村下屋敷や元小屋と呼ばれる支配人の屋敷など古い建物が残されていました。
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そして高殿の隣の桂の木はたたら場の神木とされており、芽吹きで 4 月にたった 4 日間だけ、製鉄の炎のように真っ赤に染まるのが見れるそうです。
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日本刀はたたら製鉄による頑丈な鉄でないと作れないそうです。そのため工芸品として日本刀を作るために、現在も 1 ヶ所だけ期間を限定してたたら製鉄が行われている工場(奥出雲町の日刀保たたら)があるとのことでした。

菅谷たたら山内を見学したあと、出雲湯村温泉に立ち寄りました。
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珍しい茅葺き屋根の建物を持つ旅館がありました。
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入浴したのは斐伊川沿いの公衆浴場、元湯 漆仁の湯です。内湯と露天風呂があり、どちらからも清流を眺められました。お湯は無色透明のアルカリ性単純泉、加水加温なしのかけながしです。投入量が多く新鮮でとても気持ちよかったです。

そして斐伊川からはフィルルルル・・・と、かじか蛙の鳴き声が聞こえましたよ。ああ、素敵なロケーションだな。時間が許せば 1 時間でも 2 時間でもゆっくりしていきたかった、そんな温泉でした。
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入浴後、木次線に沿ってクルマを走らせ、三段式スイッチバックで知られる出雲坂根駅に立ち寄り。ちょうどトロッコ列車、奥出雲おろち号が停車中。
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出雲坂根駅前後は 30 パーミルの急勾配区間、そんな様子がよく分かります。
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せっかくなので奥出雲おろち号を写真におさめようと右往左往。良い場所が見つからず、結局一つ北隣の八川駅近くまで戻って撮りました。
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木次線は三段式スイッチバックで広島県境へ向かって山を登りますが、道路は奥出雲おろちループというダブルループ橋で山を登って広島県へ入り、木次線と芸備線の分岐駅、備後落合駅にちょっと立ち寄りました。
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周囲に町も大きな集落もない山間の備後落合駅、そのようなロケーションであっても分岐駅であることからかつては鉄道の要所だったと聞きます。あの宮脇俊三氏もある本の中で、「私のもっとも好きな駅の一つである。"駅"というものはこういうところにあってこそ駅なのだという、そんな気分にさせる駅なのだ。」と書いています。昔の活気があった頃はどうだったのかは知りませんが、現在は設備も最小限、定期列車は芸備線三次方面が 5 往復、新見方面と木次線はそれぞれ 3 往復のみと、あまりにも寂しい姿になってしまいました。

ただ、備後落合駅周辺はのどかな美しい里山風景が広がっていました。
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クルマの終点は岡山県の新見駅。新見駅からは特急やくもで岡山へ出て、のぞみ → サンダーバード → はくたか と乗り継いで帰りました。写真は乗った列車ではありませんが新見駅で見かけた伯備線の普通列車。のっぺりとした先頭形状と黄色い塗色が、なんだか検査用車両のように見えました。
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行きたかったうさぎに由来する温泉など、山陰の素朴な温泉と B 級の名所?を巡ってきました。温泉もさることながら、クルマの窓を全開にして風を浴び、素朴な里山や田園風景、青い海を眺めながら移動している瞬間も十分楽しかった旅行でした。


★今朝のはるちゃん★

はるちゃん、外で遊んでいて熱中症は大丈夫かな?
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扇風機とひんやりベッドを出しました。さすがに外は暑くなってきたので、後半はひんやりベッドでまったりしていました。
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コメント 8

よしころん

お天気にも恵まれて、新緑や田園風景も美しくよい旅だった様子が伝わってきます♪
このところの陽気ではるちゃんも夏仕様ですね!
by よしころん (2017-05-21 21:05) 

TakiHaru

よしころんさま、こんばんは。
今回は天気がよく、クルマの窓を開け、田園地帯では蛙の鳴き声を聞きながらのんびり走っているのが本当に快適でした。
この土日は暑かったですね。ついこの間まではるちゃんのケージにヒーターをつけておいたのに、一気にひんやりシートへ衣替え?しました。
by TakiHaru (2017-05-21 22:25) 

snow

長閑な風景に鉄道絵になるなぁ(^^)/
by snow (2017-05-22 08:46) 

TakiHaru

snow さま、こんばんは。
絶景ではないかも知れませんが、日本の原風景のようなところを走る列車はいいですね。
道中で見たトロッコ列車、実際に乗ってみたら楽しそうです。
by TakiHaru (2017-05-22 22:28) 

garden

はるちゃん、ひんやりベッドと扇風機で気持ちよさそうですね。
我が家は、まだ扇風機を出していない・・・。
by garden (2017-05-24 16:49) 

あおたけ

茅葺きの建物が漆仁の湯でしょうか、
趣きのあるいい公衆浴場ですね〜(^^)
そして木次線を走る奥出雲おろち号、
水の入った田んぼがまた、のどかな風景を表していて、
ステキな鉄道情景ですね♪
備後落合は私も乗り継ぎで何度か訪れていますが、
あの落ち着いた雰囲気が好きです(^^)

by あおたけ (2017-05-24 20:03) 

TakiHaru

garden さま、こんばんは。
うさぎは暑さに弱いので、まず扇風機を出しました。
もう少し暑くなったらいよいよエアコンの出番ですね。
ひんやりベッドはノートPC用の冷却シートです。はるちゃんの大きさにぴったりで重宝しています。
by TakiHaru (2017-05-25 22:17) 

TakiHaru

あおたけさま、こんばんは。
茅葺きの建物は公衆浴場の向いの旅館です。
公衆浴場はすぐ下が川で、かじか蛙の鳴き声が聞こえてとても風情がありました。
山間にありながら規模の大きい備後落合駅はいい雰囲気ですね。私も芸備線に乗って一度通ったことはありましたが、また列車で訪ねて今度は奥出雲おろち号のトロッコ車両に乗ってみたいです。
by TakiHaru (2017-05-25 22:28) 

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