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南へ北へ その10・・・羅臼〜野付半島〜中標津 [旅行いろいろ]

こんにちは。

羅臼に宿泊して朝食前に朝風呂に行ってきました。知床半島の羅臼側を知床岬方面へ行けるところまで行ってみます。

海岸に沿って小船がたくさん出ていました。昆布漁のようです。羅臼昆布は有名ですね。今年は 7/16 がかぎおろしと言われる昆布漁の解禁日だったようです。訪れたのはその翌朝ということになります。
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実際の昆布漁は初めて見ました。メガホンのような形をした黒い大きな筒で海中を見ながら昆布をすくいとるようです。一度に結構大量の昆布が採れているのが分かりました。

相泊集落がクルマで行けるもっとも先端です。
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ここから先へ行く人たちへ向けた注意看板には「知床はヒグマ高密度生息地」「漁業活動へ配慮を」「すべて自己責任」「とっていいのは写真だけ」と書かれていました。

国土地理院の地図を見ると、この先しばらく点々と番屋が立ち並んでいるようです。
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相泊集落手前の海岸に最果ての温泉、相泊温泉の露天風呂があります。案内看板には『この温泉は明治 32 年に発見され、日本最北東端に位置しています。海岸を掘った露天風呂で、お湯は湯船の中から湧き出しています。晴れた日には、水平線に北方領土「国後島」を望むことができます。』と書かれていました。

その相泊温泉で入浴しました。夏場はシートで囲いが付き、男女別に分かれています。
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海のすぐ脇ということもあって、お湯は塩辛く、磯の香りがしました。気のせいか昆布ダシが効いているようにも感じました。湯温はかなり高く 5 分も入っていられませんでしたが、旅行の最後の日に最果ての湯に入浴できて良かったです。

風呂に入りながら国後島が見られれば、なお良かったですが、見えたのはすぐ近くで昆布漁をしている漁師さんたち。自分も見られながら入浴していたと思うと、ちょっと落ち着かなかったのが正直なところです。
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相泊温泉の少し手前に、これまた海岸の露天風呂、瀬石温泉があります。こちらには入浴しませんでしたが、案内看板には『この温泉は明治 32 年に発見され、泉源は岩礁から湧き出しています。満潮時には海中に埋没してしまう「秘湯」です。テレビドラマ「北の国から 2002 遺言」のロケ地にもなりました。』と書かれていました。写真右側の 2 ヶ所の石囲いがされているところが露天風呂のようです。
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宿をチェックアウト後、山の上は晴れているかも知れないと思い、もう一度知床峠へ行ってみました。

登っていくと予想通り霧が晴れてきました。昨日と違ってこの日は羅臼側が雲海になっていました。
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雲海の向こうの山は・・・国後島の山が見えました!
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知床峠は晴れていて、羅臼岳を見ることができました。もう一度来てみて良かった。
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知床峠で引き返し、野付半島へ向かいました。海老の背のような形をした野付半島。道路の両側がすぐ海です。
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海水の浸食によってトドマツの林が枯れ木になっているトドワラを見に行きました。以前来たときにはまだ立木が残っていたように記憶していますが、今はほとんど立木はなくなってしまっていました。
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トドワラへの遊歩道沿いはハマナスなどたくさんの花が咲いていました。
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こちらはまだ立木が多いナラワラ。
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海岸を離れ、牧場地帯を西へ進みます。そういえば牧草ロールを撮っていませんでした。
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最後の観光は地平線が見えるという開陽台。霞んでいたので地平線よりも北側の丘陵地帯の牧場が見ごたえありました。
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開陽台近くの直線道路はよくメディアに登場する場所ですね。
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直線道路はついついアクセルを踏み込み気味になりますが、スピードに注意。脇道にパトカーが隠れているのを何回か見ました。開陽台へ向かう途中では、しばらくパトカーに尾行されました。

少し時間があるので、中標津市街地にある中標津保養所温泉で最後の入浴と昼食をとりました。
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根釧台地の真ん中、市街地の近くでもかけ流しの温泉が湧いているのは羨ましいかぎりです。

中標津空港でレンタカーを返却し、帰りは飛行機を使ってあっという間に現実へと帰りました。
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リフレッシュ休暇を使って 1 週間の長い旅行をしました。ほぼ予定通り自分が行きたいところを気ままに旅行しました。天気に恵まれたとはいえず、特に九州編ではかじか蛙の鳴き声は聞けなかったし、山歩きもできなかったなど一部心残りはありましたので、また別の機会にリベンジできたらと思います。

いちばんの目的はリフレッシュすることでしたので、この旅行で十分にリフレッシュできたと思います。次週から今まで以上に仕事がはかどった・・・ということにして本シリーズは終了にしたいと思います。長い期間お付き合いくださり、ありがとうございました。


★最近のはるちゃん★

今月は雨降りが多くて、ウッドデッキで遊べた日が少なかったね。
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南へ北へ その9・・・津別峠〜知床岬〜羅臼 [旅行いろいろ]

こんにちは。

ランプの宿森つべつさんに宿泊して翌朝、津別峠雲海ツアーに参加しました。屈斜路湖周辺の展望地の中で 950m ともっとも標高が高い津別峠は、雲海が見られる確率が高いそうです。さて、期待の雲海は・・・
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おおっ、一面に雲海が広がっていました!
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上空は厚い雲に覆われていたため、太陽の光が雲海を照らす光景は見られませんでしたが、壮大な景色に感動しました。
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なお、早朝の津別峠の展望施設にはツアー参加者のみ入場できます(訪れたときは 7:30 頃から一般に開放されるようでした)。ツアーは森つべつさんと屈斜路プリンスホテルさんの両方から出発し、ここで合流して同じガイドさんから屈斜路湖周辺の地勢や雲海の仕組みなどの説明を聞きます。

展望施設に登ると屈斜路湖の雲海のほか、反対側の雲海も見え周囲 360°全て雲海という景色を見ることができました。ガイドさんが言うには、訪れた日はここ一週間のうちで初めて雲海が見れたそうで、とてもラッキーなことだったようでした。なお雲海は 6 〜 10 月、だいたい朝 10:00 頃まで見れるとのことでした。

ツアー終了後、森林セラピー基地に指定されているノンノの森を散策しました。ノンノとはアイヌ語で花の意味。
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川に沿ってクリンソウの群落が広がっていました。もう少し早い時期に来たならクリンソウが一面に咲く光景が見れたかも。
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まだ、すこし花が残っていました。
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森つべつさんを出発し、美幌〜網走近郊を通って、知床半島を目指しました。

女満別のメルヘンの丘に立ち寄り。近くの道の駅で山歩き用に北見地方が産地であるハッカ油を購入。
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感動の径という道路沿いの風景。
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オホーツク海沿いの釧網本線、列車が来る時間になったため、通りすがりの北浜駅に立ち寄り。駅舎の左手に木造の展望台がありました。
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展望台の上からオホーツク海と列車を見ることができました。
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線路はいかにも北辺の鉄路という雰囲気です。小清水原生花園にて。
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釧網本線は駅舎に喫茶店が併設されている駅が多いです。先ほどの北浜駅もそうでしたが、ここ止別駅はラーメン店になっていました。
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ちょうど昼時なので、ここでツーラーメンという玉ねぎと刻みチャーシューがたくさん乗った塩味のラーメンをいただきました。

駅周辺はルピナスに覆われていました。
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斜里町の「天まで続く道」という直線道路。18km もの直線だそうです。
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9 月下旬〜10月上旬は直線道路の先にちょうど太陽が沈むとのこと。その瞬間、本当に天に続くように見えるのでしょうね。

知床半島、ウトロに来ました。写真のクルーズ船に乗って知床岬まで行ってみました。
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予約順に景色のよい席を確保することができます。早く予約してあったので、船の船首部に乗船できました。

船からは知床半島の断崖と海へ流れ落ちる数々の滝を見ることができます。こちらは乙女の涙とも呼ばれるフレペの滝。
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午後 2 時に滝に虹が見えるので、その虹を 2 時の虹と呼ぶと聞いたことがありますが、私は見たことがありません。

海岸近くに定置網が仕掛けてあるところが多いので、船はそれを避けながら海岸に近づいたり離れたりジグザグに進んでいきます。

フレペの滝以降もいろいろな絶景が見れました。その中からいくつか。

ヒグマとの遭遇率が高いルシャ湾。いましたよ、ヒグマが。ヒグマ以外にエゾジカもたくさん。
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ところどころで番屋を見ることができます。滝の下のすごいロケーションに建っている、その名も滝の下番屋。もっと近づいて見たかった。
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海に直接落下しているカシュニの滝。知床岬まで行く船でないとみることができず、いかにも秘境の滝という雰囲気でした。
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知床岬は平らな草原に灯台が建っていました。「知床の岬に はまなすの咲くころ・・・」と船から流れてくる知床旅情の歌が雰囲気をさらに盛り立ててくれました。ここからさらに 30 分も進むと間違いなく拿捕されるという最果ての地です。

私の場合、今回の旅行で知床岬と対角線の反対側にあたる九州鹿児島や天草から、一旦帰宅したり寄り道をしながらも陸路で旅してきました。端から端まではるばるやって来て、日本は大きいなと感じ、また予定通りに到達したという達成感と、このような旅行はもう当面できないだろうな、という寂しい気持ちが入りまじって、なんともいえない感覚になりました。

知床岬からの帰りは陸から離れた場所を、知床連山を眺めつつイルカなど海の生物を探しながら戻りました。どんより曇っていたため知床連山は見えませんでした。その代わりイシイルカが泳いでいるのを見ることができました。

ところで、船の上はとても寒く体感 10 ℃にも満たなく感じます。実際ほとんど真冬のような恰好で乗船していました。さすがに手指や耳がちぎれそうな寒さではありませんが、ずっと冷たい海風にあたって体がすっかり冷え切りました。

ウトロ帰港後、知床峠を越えました。知床峠までは真っ白な霧の中でした。しかし峠を越え羅臼湖入口付近へ来ると急に霧が晴れ、羅臼岳が姿を現しました。
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当日はオホーツク海側が霧、太平洋側が晴れていたようです。霧が知床峠を越え太平洋側へ静かに流れ下っていく光景はとてもダイナミックでした。

今回の旅行最後の宿泊は羅臼温泉、らうす第一ホテルさんです。
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温泉は白濁の硫黄泉、知床岬クルーズで冷え切った体をドボンと温泉へ。冬に温泉に入ったときのように、硫黄臭ただようかけ流しの湯はとっても気持ちよく感じました。最後の宿なので夕食に毛蟹が一杯つくプランにしてみました。手にトゲが突き刺さったりして食べるのにかなり悪戦苦闘しました。またエゾジカのシチューなど変わったメニューもいただけ、おいしかったです。ごちそうさまでした。

旅行最後の日も、懲りずに早朝から秘湯へ出掛けてみたいと思います。

南へ北へ その10 へ続きます。
(その8は こちら


★最近のはるちゃん★

早く外へ出たいなあ。
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南へ北へ その8・・・養老牛〜裏摩周〜屈斜路湖 [旅行いろいろ]

こんにちは。

養老牛温泉に宿泊した朝の散歩がてら、近くの秘湯、からまつの湯へ入浴に行ってきました。
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脱衣場などの建物がカラマツで作られているため、からまつの湯の名がつけられたという無料混浴露天風呂です。

小さな川沿いに 4, 5 人サイズの露天風呂が一つ、無色透明の適温の湯でした。湯船の底は丸い石が敷かれていて足ざわりがとても良く、川のせせらぎの音を聞きながらの入浴はとても心地よかったです。
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周りはクマが出そうな雰囲気でしたが、地元の方がコンスタントに入浴しに来られるので、特に不安はありませんでした。

宿泊した養老牛温泉の養老牛とは、標津川の中に岩が突き刺さっているという、アイヌ語のエ・ウォル(頭を水に突っ込んでいる)が語源で、アイヌの人々に 400 年前から利用されてきました。温泉地としては、今年 2016 年が開湯 100 周年とのことです。現在は標津川に沿ったシマフクロウが住む森の中に 3 軒の宿があります。(由来については宿泊したホテル養老牛さんに置かれていたパンフレットを参照しています。)

養老牛温泉を出発すると丘陵地帯に牧場が広がりました。
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丘陵地帯の一角、モアン山には「牛」の字に草が刈られています。
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摩周湖の展望台でいちばん標高が低く、湖面が見える確率が高いという裏摩周展望台へ寄りました。
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昔は湖岸まで降りていくことができたようです。展望台自体は目の前の木々が結構邪魔で、なるべく高い位置で見て湖中央のカムイシュ島がやっと見えるといった状態でした。

展望台より、展望台へ至る車道のほうが標高の高い高原地帯を走っているような景色で素晴らしかったです。

摩周湖の伏流水が湧き出ているという神の子池。周囲 220m と大きな池ではありませんが、1 日に 12,000t もの水が湧きだしているそうです。水温が 8℃と低いため、樹木が腐らずに残ったままになっています。
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青く澄んだ水の中に魚影が見えます。オショロコマとのことです。
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清里町のさくら滝です。6〜8 月にかけてサクラマスの滝越えのジャンプが見れる滝として知られています。
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見ていると 30 秒に 1 回ほど、サクラマスが飛び跳ねていきます。時には 2 匹同時にジャンプしていました。滝の高さは 2m ほどでしょうか。しかし、見ていた中で滝の上まで到達できたサクラマスはいませんでした。滝を超えられず、力尽きてしまうサクラマスのほうがきっと多いのだと思います。

がんばれ、がんばれ、と思わず応援したくなります。
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さくら滝の周辺は菜の花やじゃがいもの花が咲いていて美しい畑作地帯でした。
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続いて屈斜路湖方面へ進み、美幌峠へ。
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どんより曇っていて今回はいまいちでしたが、晴れていれば屈斜路湖の水がとても美しいコバルトブルーに見える絶景ポイントです。ここには何回も来たことがある個人的に大好きな展望地です。

その屈斜路湖と屈斜路湖から流れ出す釧路川源流の川下りを堪能できるカヌーツアーに参加しました。

まず、屈斜路湖へ漕ぎ出します。感動したのが、スーッと湖へ出ると、雑音がまったく聞こえなくなること。時々車道のクルマの音が聞こえる以外の小さな音を湖がすべて吸い取っているように思え、不思議な静寂に包まれました。
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バイカモの花が見られました。
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釧路川に入ります。護岸がなされていない原始の姿をとどめる川は、もはや珍しくなってしまったように感じます。
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湧水が湧きだしている鏡の間。川底までくっきり見える透明度の高い水の景観はカヌーツアーでなければ見れません。
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カヌーは後ろにガイドさんが乗っていて操作してくれます。もちろん自分で漕いでも良いのですが素人がヘタに漕ぐよりガイドさんにすべてお任せして、のんびり景色を堪能したほうが良いように思いました。私はあらかじめそのように伝えましたので自分ではほとんど漕いでいません。

流木があちこちで沈んでいました。ガイドさんは木々の近くをすり抜けるように進め、少しでもスリルを味わえるように配慮してくれていたようでした。
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今回の川下りで動物はギャアギャアと鳴くサギとオシドリを一度見ただけでしたが、ミンクが見れることもあるそうです。

約 2 時間ほどのコースを下りました。釧路川はダムがなく、河口までカヌーで下っていけるとのこと。このままずっと下っていくと河口まで 3 日ほどかかるそうです。

この日の宿泊はランプの宿森つべつさんです。
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名前通り夜はランプになるという訳ではありません。ロビーの照明などがランプに灯されたような雰囲気になっているからだと思います。

無色透明のアルカリ性単純泉の温泉は循環仕様で、かけ流し派の私はちょっといまいちかなと思っていましたが、とてもツルツルする湯で予想外に良かったです。食事はオホーツクのずわい蟹、知床牛のすき焼きのほか、和洋折衷のメニューもあり、私はおいしかったと思いました。また朝食はバイキングでこちらも想像以上に品数が多く楽しめました。ごちそうさまでした。

さて、森つべつさんでは早朝に津別峠雲海ツアーを実施しており、もちろん参加申し込みをしました。果たして屈斜路湖の大雲海が見れるのか、翌朝が楽しみです。

南へ北へ その9 へ続きます。
(その7は こちら


★最近のはるちゃん★

すっぽり収まりました。
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南へ北へ その7・・・函館〜釧路〜霧多布〜奥行臼 [旅行いろいろ]

こんにちは。

北海道の本格的な移動は、まず鉄道を使って・・・
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函館本線起点の 0km ポストがある函館駅は正真正銘、北海道の鉄道の起点です。

まず乗車するのは函館 6:10 発の特急スーパー北斗 1 号。
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番屋が並び、あきらかに本州の海とは雰囲気が異なる内浦湾を見ながら進みます。長万部をすぎてトンネルとトンネルの隙間で一瞬現れる秘境駅の小幌駅はあっという間に通過。写真撮れませんでした。

約 3 時間乗車したのち、南千歳駅で特急スーパーおおぞら 3 号に乗り継ぎ。

石勝線に入ると車窓に牧草ロールが見え始めました。石勝線は山間をほぼ一直線に東へ貫く比較的新しい路線、駅間距離が長く途中に信号所が多く設置されています。その信号場や駅の分岐器部分には牛舎のような形のスノーシェルターが覆っているのが石勝線の特長です。

十勝平野を進み、帯広に停車後、車内がすいてきた頃に駅弁を買って昼食にしようと思っていました。しかし車内販売の弁当はすでに売り切れ。終点まで我慢することになりました。

厚内駅を通過した頃から車窓に太平洋が見えてきました。今日は霧が出ていないようです。
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13:20 終点、釧路駅に到着。函館から特急でも 7 時間以上かかりました。北海道の広さを実感しますね。
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なお、台風 10 号による豪雨被害でこの記事を投稿した 9/10 現在、スーパーおおぞらは全区間で運休になっていて 11 月末まで運転再開は困難な状況であるとのことです。

釧路駅舎は少し前まで日本各地で見られた四角形の駅ビルです。当時の国鉄と地元が共同で建て、駅舎内に駅施設のほか商業施設を設けたこのような駅を民衆駅と呼んでいました。現在は駅舎改築などで次第に姿を消し、現存する民衆駅は釧路駅と新宿駅東口だけになってしまったようです。
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鉄道の旅は釧路駅まで。以後は釧路で借りたレンタカーで旅行を続けます。

当初は釧路湿原へ行こうかと考えていましたが、霧が出ていないようでしたので、東へ進み霧多布へ行ってみることにしました。

そうそう、釧路駅で購入した駅弁で遅い昼食です。

たらば寿しです。タラバガニの足の太い身のほか、イクラと鮭も乗っている値段もちょっと高めの豪華な弁当。ご飯の量がもう少し欲しかったですが、釧路らしいおいしい弁当でした。
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霧多布へ向かう途中の茶内駅に立ち寄りました。釧路〜根室を走るすべての列車は茶内駅で行き違いをするダイヤになっています。
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茶内駅がある浜中町はモンキーパンチ氏の出身地とのこと。駅舎前にルパンと・・・
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ホームに銭形警部の姿も。
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釧路湿原、サロベツ原野に続いて国内で 3 番目の広さをもつ霧多布湿原。湿原全体が見渡せるという琵琶瀬展望台。しかし、名前の通り霧が出てしまって少ししか見えなかった。
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湿原の木道を少し散策してみました。エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ?)の群落に出会えました。
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ノハナショウブ?
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続いて別海町の奥行臼駅跡に立ち寄りました。
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平成元年 4 月に廃止されたJR標津線の奥行臼駅。昭和初期の開拓時代の雰囲気を残している駅舎、ホーム、周辺施設を別海町の文化財に指定して保存しているそうです。撤去されていた側線を敷きなおしたりしてなるべく当時の雰囲気を残すようにしたようです。
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蕗に取り囲まれた建物群。
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北海道ではこのような場所や道路端で巨大な蕗を多く目にしました。種類は普通の秋田蕗のようですが、北へいくほど生物は巨大になるということですので、蕗も例外ではないようです。
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朽ち果てた電柱と電線もこのままの状態で残って欲しいです。
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なお、駅舎は近くの奥行臼逓所の修理に伴って管理人が不在になるため、平成 30 年度まで一般公開は中止しているとのことです。

クルマのすべての窓を全開にして信号のまったくない幅広の直線道路を走るのは本当に快適でした。九州では蒸し暑くてクルマのエアコンを切れませんでしたが、北海道では一度もエアコンを入れませんでした。

途中で牛さんを撮ろうとしたら、おもいっきり睨まれました。
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今日の宿泊は養老牛温泉のホテル養老牛さんです。
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川沿いの露天風呂はかじか蛙の鳴き声が聞こえそうな雰囲気。しかし北海道にかじか蛙は生息していないのでした。その代わりシマフクロウが見られることもあるそうです。

夕食は中標津、羅臼など地元や近隣の山菜、しいたけ、海産物を中心としたメニュー。牛乳豆腐のフライなど面白い料理もありました。朝食で出てきた生クリーム層が浮いていて本当に濃い地元牧場産の牛乳はとてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

南へ北へ その8 へ続きます。
(その6は こちら


★当日のはるちゃん★

ネットワークカメラを通じて自宅のはるちゃんの様子を確認し、マイクで声をかけました。
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九州編の最後で具合を悪くしたはるちゃん。いつも通りトイレで用足しをしているということは、元気な証拠かな。

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南へ北へ その6・・・北海道新幹線で函館へ [旅行いろいろ]

こんにちは。

南へ北へのシリーズ、後半は北海道編になります。
(写真の列車には乗車していませんが、函館駅で見たので。)
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午前中はウチのはるちゃんといっぱい遊んだあと、北陸新幹線はくたかで大宮へ来て、大宮 13:46 発のはやぶさ 21 号で一気に函館へ移動しました。写真は途中の盛岡駅で。併結してきたこまち号切り離し後です。
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はやぶさは宇都宮-盛岡で 320km/h 運転を行う列車。320km/h は初めて体験しました。地元の北陸新幹線は急勾配が多く速度を落とす区間が多いのですが、東北新幹線は線形が良いので盛岡までほとんどコンスタントに高速運転を行っていたようで、さすがに速いなあと実感しました。

また北へ北へと移動するので、東海道、山陽新幹線と違って、植生や家の造りなどがどんどん変わっていく様子が見ることができました。関東では雑木林が多く、竹林は盛岡あたりまでありました。盛岡以北はキャベツなどの畑が目立つようになり、家々も屋根全体をトタンで囲んだ建物が目立つようになりました。八戸あたりまで来ると草地が広がり、空も広くなったように感じました。

新青森駅を出ると車内アナウンスが「本日も北海道新幹線を・・・」になりました。3 月に新しく開業した北海道新幹線区間です。津軽半島を北上。今回の旅行で東北地方へ来てようやくまともな青空を見ました。
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青函トンネルとその前後の区間は在来線と共用区間になりスピードががくっと落ちます。青函トンネル通過時間は約 24 分です。わずか 24 分ですが、実際にトンネルを通過しているとものすごく長く感じます。

青函トンネルを抜けると「北海道へようこそ」と車掌さんの声、続いて北海道の観光案内、ちょうど今はさまざまな花が咲く季節であると紹介がありました。期待に胸が膨らむアナウンスでした。

木古内駅手前で在来線が分かれ、スピードが元に戻りました。函館山が見える場所でなんとか写真撮りました。仕方がないのですが側壁に邪魔され車窓が途切れてしまう区間が多いように感じました。
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17:51 終点、新函館北斗駅に到着しました。
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線路はすぐに途切れていました。この先、札幌までは工事中で、駅の先には計画変更で延長 32.7km と長くなった渡島トンネルが口を開けているのが見えました。

今日は函館の町で 1 泊する予定なので、新幹線接続列車はこだてライナーで函館駅を目指します。
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なだらかな山々と、四角形の建物で窓が小さく煙突を備えている家々を見ると、北海道へ来たんだなあと感じます。

函館駅に 18:20 に着きました。隣のホームでは見慣れない鮮やかな色の気動車が停車中。
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新幹線開業で江差線を引き継いだ道南いさりび鉄道の新塗色車のようでした。側面はブルーのラインで沿線から見えるであろう函館山の形が描かれていました。

周りには報道関係者と思われる人がいました。あとで調べてみたら、ちょうどこの日 7/13 の 18:35 発の列車から運用開始したとのこと。なんとここで見たのが新塗色一番列車だったのでした。

函館は前日までいた九州に比べると、とても涼しく空気も乾いていてさっぱりした気候でした。昔でしたら、はるばる来たぜ函館・・・となるのでしょうが、自宅から 6 時間半で来ることができ、新幹線の効果(私の場合、北陸、東北、北海道の各新幹線になります)はやはり大きいなと実感しました。
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宿泊したホテルの夕食プランで指定されていた、きくよ食堂ベイエリア店さんで夕食。翌日は早朝に出発予定で朝市へ寄る時間がないので、別注で定番のイカソーメンを注文し函館へ来た気分を味わいました。
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食事後、金森赤レンガ倉庫群を散策。
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続いて、函館山へ夜景を見に行こうと思いましたが、山頂がガスっている! さっきまでよく見えていたのに・・・
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とりあえずロープウェー駅へ来ました。乗車券売り場の係員さんが言うには、いま登っても何も見えないし、明日は雨の予報だからこれから雲が取れることはないだろうとのことでした。
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途中からでも見える場所はないか聞いたら、バスで行けば途中の夜景が見える場所で徐行するだろう、とのことでバス停へ行って時間を確認しました。しかし待ち時間があったのでタクシーで行くことにしました。

一応山頂の展望台へ行ってしばらく待ってみました。展望台は寒いし、やはり雲が取れる気配はなかった。同じタクシーで折り返し、2 合目の夜景が見える地点で停まってもらいました。

山頂からに比べると迫力は足りていないと思いますが、まあ函館の夜景を見ることができたので来て良かったです。
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翌日は北海道のもっと奥地へ移動する予定です。

南へ北へ その7 へ続きます。
(その5は こちら


★最近のはるちゃん★

何かくれないかなあ。
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