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1泊2日プチ湯治・・・大沢温泉+周遊、後編 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

かじか蛙の鳴き声を聞きながら入浴できそうな、岩手県の大沢温泉に宿泊しました。
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大沢温泉は大きなお宿で、旅館部の山水閣、自炊ができる昔ながらの湯治屋、そして川を挟んでかやぶき屋根の菊水館からなっています。今回、私は山水閣に泊まりましたが山水閣の宿泊客は全てのお風呂を利用することができます。

そんな大沢温泉の風景をいくつか・・・
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さてさて、まずは川沿いの有名な混浴露天風呂、大沢の湯で入浴。川に手が届きそうな
露天風呂、緑の山々と向いにかやぶき屋根の菊水館が見え、景色も良いですね。
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ここでかじか蛙の鳴き声が聞こえたら最高なのですが・・・うーん聞こえませんでした。

その後、山水閣の大浴場や家族風呂などをハシゴし、部屋へ戻ってしばらくすると、外でフィルルルル、フィーフィーと聞こえました。かじか蛙が鳴きはじめたようです。来て良かった。

部屋からの景色です。かじか蛙の鳴き声が聞こえます。あーいいですね、この声・・・
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夕食は部屋で。窓を開け(網戸が無いので虫が入って来ないか要注意)て、かじか蛙の鳴き声を聞きながら地酒をいただきました。
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珍しかったメニューでは、メヌケという魚の餡かけ、地元花巻産の白金豚を使った料理をいただきました。メヌケという魚は初めて聞きました。深海の魚で高級魚とのこと。白身魚でおいしかった。日本海側でいえばノドグロのような立ち位置なのだろうか。

その他、蒸しホヤやホタテ貝の酒蒸しなど三陸海岸などで有名な食材を使ったお料理もいただきました。かじか蛙の鳴き声を聞きながらの食事、おいしかったです。どうもごちそうさまでした。

日本酒もいただいていたので食事後はすぐにダウン。夜中にぬくっと起きて、階下にある豊沢の湯へ入浴に行きました。豊沢の湯は夏場は窓がオープンになって半露天風呂のような造り。投入されるお湯の音がちょっと邪魔でしたが、ここではお湯に入りながら涼しいかじか蛙の鳴き声が聞けました。かじか蛙は大沢の湯がある上流より山水閣がある下流側に多く住んでいるようでした。

急ぐ旅ではないので、朝食後川沿いの露天風呂、大沢の湯へまた入りに行きました。数あるお風呂の中で、この露天風呂のお湯がいちばん濃いような気がしました。少し温泉臭が漂い、肌がツルっとなります。この時間に入っている人はなかなか上がろうとしません。きっと皆さん温泉が大好きなんだろうなあと思いました。かじか蛙の鳴き声もかすかに聞こえたように思いました。

湯上りは湯治屋の売店でオリジナルアイスをいただいてすっきりした後、チェックアウトしました。
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せっかくですので、もう一つ別の温泉へ寄っていくことにします。

大沢温泉のさらに上流に位置する鉛温泉に寄りました。宮沢賢治をイメージした案内板が設置されていました。
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鉛温泉の藤三旅館さん、昭和 16 年築の総けやき造りの本館の建物が立派です。
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まずは名湯、白猿の湯に入浴。1 階からさらに地下へ降りたような場所にあります。深さが約 1.2m もあって立って入浴するめずらしいお風呂。浴槽の底から湧出している足元自噴泉で投入口はなく、浴槽縁から静かにオーバーフローし排水溝へ流れる音だけが聞こえる静寂の世界。温いお湯で長時間入っていられそうです。時々底からプクプクと泡が湧き上がってきていました。見上げると 3 階まで吹き抜けになって広々しています。私も一緒に入っていた方々も浴槽縁を枕にして天井を見つめ静かに瞑想していました。

1 時間ほど入っていました。続いて、内湯と露天風呂を備えた桂の湯に入浴。こちらの湯も大沢温泉と同様、川沿いにあります。ただ左右に壁があるので、周囲の展望や風情は大沢温泉の露天風呂のほうがよかったです。

藤三旅館さんも川ぎりぎりに建てられているのが分かります。
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この後は雨天になったため、ところどころで休憩しながらゆっくりと帰宅しました。秋田県〜山形県と走り、鶴岡から日本海沿いの国道 7 号線を通りました。海は荒れ狂い、白い波の花が舞っていてクルマに波しぶきを浴びました。6 月だけど、なんだか真冬のような光景でした。

今回のプチ湯治は両日とも悪天候になってしまい、晴れていたら寄りたかったところへ行けませんでしたが、大沢温泉では期待していた通り、かじか蛙の鳴き声を聞きながらお湯に入り、かじか蛙の鳴き声を聞きながらおいしい食事をいただき、かじか蛙の鳴き声を聞きながら就寝でき、日頃のストレス解消ができたと思います。

またかじか蛙の鳴き声が聞けそうな温泉へ行きたいな。


★最近のはるちゃん★

この週末は大雨だ。
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週間天気予報はずっと雨。このようにウッドデッキで寝転びながら、はるちゃんとひなたぼっこできるのは、次回は秋になってしまうかも。
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先日、家の玄関先で緑色の発光ダイオードのような光がユラユラしているのを見ました。ホタルです。どこから飛んで来たのだろう。裏を流れる小さな用水路にカワニナが這ったような跡を見たことがあるので、そこから来たのだろうか。他にいないか探しましたが見つかりませんでした。

自宅で見られるなんて感激です。ぜひまた見たいですね。

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1泊2日プチ湯治・・・大沢温泉+周遊、前編 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

かじか蛙の鳴き声を聞きながら入浴できそうな温泉を訪ねて、岩手県へ行きました。

温泉は宿泊でのお楽しみ。まずは龍泉洞へ。
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昨年 8 月の台風被害で閉鎖されていた龍泉洞。3 月に再びオープンしました。

なんといってもドラゴンブルーと称えられる地底湖が見ものですね。第 1 から 第 3 地底湖まで公開されており、第 3 地底湖は水深 98m もあるそうです。神秘的な青い世界が広がっていました。
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未公開の第 4 地底湖は水深 120m もあるそうです。地底湖は第 8 まで確認されているそうです。未公開の地底湖も見てみたいな。

一部狭い場所、天井が低い場所もあり、頭をぶつけないように注意して歩きました。洞内は青〜紫〜赤と色が変化するLED照明に照らされ、ちょっと派手めな演出になっていました。
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さすがに龍泉洞がある岩泉町は遠かった。本当は鵜の巣断崖や北山崎など、海まで達してみたかったのですが、夜通し走ってきたため眠く、道の駅いわいずみでぐっすり昼寝していたら時間がなくなってしまいました。

2014 年に廃止された JR 岩泉線に沿って走ることにしました。岩泉線の終点だった岩泉駅です。駅舎、駅前広場とも立派な造りでした。
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駅だった建物の 1 階はがらんとしていました。建物の中からホームが見えました。
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続いて浅内駅に立ち寄りました。岩泉駅まで延伸する前は終点だった駅。駅舎からホームまで距離があり、かつては何本も側線があったことをうかがわせました。
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まだ給水塔が残っていました。
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ホームはルピナス?に占領されつつありました。
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岩手大川駅付近で。線路はU字カーブを描くようにして押角峠へ登り始めるところです。
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岩泉線に並行する国道 340 号線は「酷道」と評されるほどの細くてカーブが多い道。押角峠は岩泉線のトンネルを拡幅する新しい道路用トンネルを建設中で、ダンプカーが多く走っており、すれ違いに苦労しました。

それにしても深い山中を走ります。私は岩泉線に乗ったことはありませんが、岩泉線はものすごいところを通っていたものだ、と驚きました。

峠を越えて岩手和井内駅まで来ると集落が現れました。まだ JR の駅名板が残ったままの駅舎、廃線跡を利用したレールバイクの基地になっているようです。
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山田線と岩泉線の分岐駅だった茂市駅。山間の駅ながら分岐駅として構内は広く、長い跨線橋や木造の立派なホーム屋根を備えた駅らしい駅でした。
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ここから山田線沿いに国道 106 号線を盛岡方面へと走ります。山田線の盛岡-宮古間も岩泉線と同じく深い山中を行く路線。昨年の台風被害で中間の上米内-川内間が現在も不通になっています。

宮古方からの仮の終点、川内駅に寄りました。
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川内駅は周囲に数軒の家があるのみ。本来のダイヤなら快速リアス号も通過してしまう駅。しかし駅は 2 面 3 線のホームを備え、中間駅にしては立派です。

川内駅にも給水塔が残っていました。
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山田線の閉塞方式は連査閉塞式という方式(Wikipedia 参照しました)で、信号や分岐器切り替えを人手で行っていることから、川内駅のような小駅にも駅員さんが常駐しています。そのためきちんと手入れされているのでしょう。駅舎のホーム側の各柱に花が飾られていました。

周りに大きな集落もない山間のこのような駅は無人駅であることが多いなか、駅舎に明かりが灯り、温かい気持ちになりました。なんだか駅が心の拠り所のように感じられた、そんな駅でした。

盛岡側の仮の終点、上米内駅です。(ここは龍泉洞へ行く前に寄りました。)
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盛岡駅からわずか 3 つめの駅でありながら、すでに山の中という雰囲気です。
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上米内駅から先、秘境駅の大志田駅と浅岸駅がありましたが廃止になり、次の区界駅まで営業キロで 25.7km と、とても長い駅間になりました。それほど人家が少なく山が深いということでしょうね。
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あの懐かしいキハ 52 形が走っていた時代に山田線に 2 回乗ったことがありました。その当時は窓を開け風を受けながら、清流を眺め森の緑を楽しみました。今年の秋に不通になっている上米内-川内が復旧し、盛岡-宮古間を通して運転が再開されるようです。再び山田線に乗りに来たいと強く思いました。

この日は花巻市の大沢温泉に宿泊しました。
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続きます。


★最近のはるちゃん★

いつもと同じ、べらんぽを楽しむ何気ないはるちゃん。
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1泊2日プチ湯治・・・温泉津温泉+周遊、後編 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

温泉津温泉に宿泊した翌日は、まず近くにある琴ヶ浜に立ち寄りました。
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琴ヶ浜は日本三大鳴り砂の一つで日本の音百選、渚百選に選定されています。砂浜を歩くとキュッキュッと音が鳴るそうです。

条件がいろいろあるのだと思いますが、私が歩いても残念ながら音は聞こえませんでした。しかし、冒頭の写真のように波打ち際にかわいい貝殻がたくさん打ち上げえられ、「白砂青松」という言葉がぴったりな白い砂と青い海の風景が美しかったです。
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昨日からずっと海沿いを走ってきましたが、琴ヶ浜で海とお別れ、三瓶山麓を通り・・・
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里山風景の田舎道をたんたんと走りました。ちょうど水田には水が張られ、グワッグワッと蛙の鳴き声が聞こえてきました。
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出雲地方の山間部はかつてたたら製鉄が盛んな地域でした。次に訪ねたのは菅谷たたら山内です。
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たたら製鉄に携わった人々の職場や住んでいた地区を総称して山内というそうです。すでにたたら製鉄は行っていないため、集落は眠ったような静けさでした。
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ここには菅谷高殿という製鉄現場の建物が、日本で唯一現存しています。
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内部を見学しました。
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大正 10 年まで操業していたそうです。中央に砂鉄と木炭を燃やし鉄を抽出する炉、その両側に天秤ふいごという風を送る装置、また材料をおく床、村下とよぶ製鉄を指揮する人が座したところなどが再現されていました。この炉で三昼夜かけて鉄を抽出する、たいへんな仕事だったようです。天秤ふいごを踏んで風を送る人を番子と呼ぶそうですが、過酷な労働で交代で作業したため、これに由来して「かわりばんこ」という言葉ができたことも初めて知りました。

また表面から見えない床下も地下からの湿気による水蒸気爆発を防ぐため、粘土層を挟んで下に排水溝を設け、上に炭や薪の燃えがらを敷き、さらに側面に内部を乾燥させるための炉を置くといった徹底した防湿構造になっていることも知りました。

高殿の近くには、村下屋敷や元小屋と呼ばれる支配人の屋敷など古い建物が残されていました。
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そして高殿の隣の桂の木はたたら場の神木とされており、芽吹きで 4 月にたった 4 日間だけ、製鉄の炎のように真っ赤に染まるのが見れるそうです。
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日本刀はたたら製鉄による頑丈な鉄でないと作れないそうです。そのため工芸品として日本刀を作るために、現在も 1 ヶ所だけ期間を限定してたたら製鉄が行われている工場(奥出雲町の日刀保たたら)があるとのことでした。

菅谷たたら山内を見学したあと、出雲湯村温泉に立ち寄りました。
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珍しい茅葺き屋根の建物を持つ旅館がありました。
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入浴したのは斐伊川沿いの公衆浴場、元湯 漆仁の湯です。内湯と露天風呂があり、どちらからも清流を眺められました。お湯は無色透明のアルカリ性単純泉、加水加温なしのかけながしです。投入量が多く新鮮でとても気持ちよかったです。

そして斐伊川からはフィルルルル・・・と、かじか蛙の鳴き声が聞こえましたよ。ああ、素敵なロケーションだな。時間が許せば 1 時間でも 2 時間でもゆっくりしていきたかった、そんな温泉でした。
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入浴後、木次線に沿ってクルマを走らせ、三段式スイッチバックで知られる出雲坂根駅に立ち寄り。ちょうどトロッコ列車、奥出雲おろち号が停車中。
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出雲坂根駅前後は 30 パーミルの急勾配区間、そんな様子がよく分かります。
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せっかくなので奥出雲おろち号を写真におさめようと右往左往。良い場所が見つからず、結局一つ北隣の八川駅近くまで戻って撮りました。
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木次線は三段式スイッチバックで広島県境へ向かって山を登りますが、道路は奥出雲おろちループというダブルループ橋で山を登って広島県へ入り、木次線と芸備線の分岐駅、備後落合駅にちょっと立ち寄りました。
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周囲に町も大きな集落もない山間の備後落合駅、そのようなロケーションであっても分岐駅であることからかつては鉄道の要所だったと聞きます。あの宮脇俊三氏もある本の中で、「私のもっとも好きな駅の一つである。"駅"というものはこういうところにあってこそ駅なのだという、そんな気分にさせる駅なのだ。」と書いています。昔の活気があった頃はどうだったのかは知りませんが、現在は設備も最小限、定期列車は芸備線三次方面が 5 往復、新見方面と木次線はそれぞれ 3 往復のみと、あまりにも寂しい姿になってしまいました。

ただ、備後落合駅周辺はのどかな美しい里山風景が広がっていました。
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クルマの終点は岡山県の新見駅。新見駅からは特急やくもで岡山へ出て、のぞみ → サンダーバード → はくたか と乗り継いで帰りました。写真は乗った列車ではありませんが新見駅で見かけた伯備線の普通列車。のっぺりとした先頭形状と黄色い塗色が、なんだか検査用車両のように見えました。
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行きたかったうさぎに由来する温泉など、山陰の素朴な温泉と B 級の名所?を巡ってきました。温泉もさることながら、クルマの窓を全開にして風を浴び、素朴な里山や田園風景、青い海を眺めながら移動している瞬間も十分楽しかった旅行でした。


★今朝のはるちゃん★

はるちゃん、外で遊んでいて熱中症は大丈夫かな?
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扇風機とひんやりベッドを出しました。さすがに外は暑くなってきたので、後半はひんやりベッドでまったりしていました。
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1泊2日プチ湯治・・・温泉津温泉+周遊、前編 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

はくたか → 夜行バス(金沢-京都) → さくらと乗り継いで朝の新山口駅に着きました。ここからクルマを使って山口県、島根県の温泉をはじめ、いくつかのスポットを巡ってみたいと思います。

まずは秋芳洞へ。
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秋芳洞へ来たのは高校の修学旅行以来。もうどんな鍾乳洞か忘れていました。

神秘的な入り口。
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有名な百枚皿ですね。
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ここまで成長するのに気が遠くなるような時間がかかっているはず。
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洞内は想像以上に広く、川がゆったりと流れていました。
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洞内の温度は年間通じて 17℃ で一定。いちばん奥の黒谷支洞まで行って、長さ 1km、往復 1 時間程度で巡れました。実際の洞の総延長は 8.9km あるそうです。地下にこんな大きな空間があることに驚きでした。

石灰岩がにょきにょきと露出している秋吉台のカルスト台地を通って・・・

湯免温泉へ来ました。
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弘法大師が見た夢のお告げによって発見されたため、ゆめ(湯免)温泉と呼ばれるようになったとのことです。

入浴したのは湯免観光ホテルさん併設の入浴施設「うさぎの湯」。ここはぜひとも来てみたかったところです。
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足に怪我をしているうさぎが毎日同じ草むらから飛び出してくるので、調べてみると温泉が湧いていました。うさぎが傷を癒していたので湯兎と呼ぶようになったという説もあるようです。

水(お湯)が大嫌いなはずのうさぎでも入りたくなるような温泉、立ち寄り入浴施設のうさぎの湯は浴室の真ん中にひし形の 7〜8 人サイズほどの浴槽が一つのみのシンプルな構造。アルカリ性単純泉の無色透明な湯が滔々と注がれてかけ流しでした。ラジウム含有量が多く、女性の美肌効果にも人気があると書かれていました。

ふうっ、うさぎの気分でお湯を味わってみよう・・・私の場合、傷を癒すというより夜行バスで中途半端に凝った体を癒すことができたと思います。

入浴後、日本海沿いを東へどんどん移動していきます。当日は霞み気味でしたが、道の駅「萩・さんさん三見」で沖合の島々を眺めながらアジフライ定食をいただき・・・

山陰本線の名所で列車を見て・・・
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狭い谷間にひしめくように旅館が建つ有福温泉へ来ました。
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有福温泉は聖徳太子の時代に修行僧が見つけたという歴史古い温泉。旅館や民家を縫うように階段がつけられ、なんだか伊香保温泉に雰囲気が似ているように思いました。実際に「山陰の伊香保」とも言われるようです。
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小さい温泉街に 3 軒の共同浴場があります。教会のような洋風建築の共同浴場、御前湯は有福温泉のランドマーク的存在。
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私はいちばん奥にある小さな共同浴場、やよい湯で入浴しました。
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中は狭く、浴室へ下る階段の途中が脱衣所でした。半地下のような浴室にあった浴槽は 2 人でいっぱいのサイズでした。湯口でわずかながら硫黄臭を感じる柔らかいアルカリ性単純泉のお湯は少し温めだったこともあり、体を優しく包み込んでくれるようでした。もちろんかけ流しでした。ここのお湯も良かったな。

この日の宿泊先は温泉津温泉です。
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石見銀山で産出した銀を積みだした港、また北前船の寄港地として栄えたという温泉津温泉、狭い土地に廻船問屋、民家、お寺など古い建物が立ち並ぶ街並みは平成 16 年に重要伝統的建築群保存地区に選定され、これは温泉街としては初めてとのことです。

温泉津温泉も歴史が古く、大国主命が病気のうさぎをお湯に入れて救ったことから始まったという説もあるようです。

宿について、早速散歩。ところどころに現れる路地も雰囲気あります。
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飲泉所。ボタンを押すと竜の口から温泉が出てきます。塩気が効いた鉄味。かなり鉄の味が濃いように感じました。
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共同浴場、薬師湯に入浴。
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薬師湯の源泉は明治 5 年の浜田大地震で湧出したというお湯。浴室は小判形の 4 人も入れば窮屈になる小さな浴槽。浴槽の湯が流れ出た洗い場は析出物で茶色くコーティングされています。鉄塩味のやや笹濁りのいかにも効きそうな湯が惜しみなくかけ流しされていました。すばらしいお湯ですが、混雑気味でしたし私は部外者なのでちょっと落ち着かない入浴でした。

なお、薬師湯のスタッフさんは入浴客に気さくに声をかけていました。私には・・・・
「お国はどちら?」
ん? どの県から来たか答えればよいのかな? 「新潟県です。」
「まあ、新潟? ずっと新潟? お国はどちら?」
・・・どうやらオレは日本人と思われていなかったようだった。(T_T)

薬師湯の 2 階にレトロな休憩スペースがあり、3 階が屋上でここにも休憩スペースがあります。特に屋上から見る景色は雰囲気ありました。

となりにある洋風建築の旧館(昼間はカフェになっています)のとんがり屋根は立派。
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ところ狭しと建てられている家々の屋根が見渡せました。
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宿泊はのがわや旅館さんです。通りに面している玄関から想像するよりも奥行きがあり、綺麗な和風庭園もありました。

夕食は嬉しい部屋食。海の町なので魚介類を使ったメニューが多くまた石見牛もいただきました。石見牛のメニューもそうでしたが一部フレンチ的(私個人的なイメージです)な創作系のメニューもあり、おいしかったです。ごちそうさまでした。アルコールは生ビールの後、おすすめの品と書かれていた地酒、幻の酒米「亀の尾」を地元で栽培して造ったという「亀五郎」をいただきました。甘口ということで飲みやすかったです。

のがわやさんのお風呂は白湯浴槽がメインで、隅に小さな温泉浴槽が設けられていました。温泉は薬師湯源泉でかけ流しですが、ちょろちょろとしか注がれていません。温泉津は湯量が少なく、旅館に配湯されるお湯は限られています。限りある貴重なお湯を皆で少しづつ分け合っている、そう話を聞くと注がれているお湯がなんともありがたく神々しく感じました。

翌朝も散歩しました。石州瓦の赤い屋根が美しいです。
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温泉津の静かな入り江を眺めました。日本海の荒波が入らない入り江は天然の良港だったのでしょう。銀を積み出した沖泊という港はこの近くです。
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恥ずかしながら 4 年ほど前に こんな記事 を書きました。記事中でうさぎに由来する温泉として湯免温泉と温泉津温泉を挙げていました。

いつか行ってみたいと思っていた 2 つの温泉をようやく訪ねることができました。今回の温泉で得たパワーをウチのうさぎのはるちゃんにも分けてあげたいです。


★昨日のはるちゃん★

天気がいまいち。外へ出してあげられませんが・・・
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長座布団の上でまったりできました。
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今朝は外でべらんぽしています。GW最後の日に牧草をくわえて騒ぎ出したはるちゃんですが、3 日ほどで治まりました。

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1泊2日プチ湯治・・・七釜温泉+周遊、後編 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

七釜温泉に宿泊した翌日、最初に近くの湯村温泉を散策しました。
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せせらぎの音を聞きながらの川沿いの散策路は良い気分。
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98 ℃の熱湯が毎分 470 リットル脇き出しているという荒湯源泉。こんなに高温な温泉が湧いているのは珍しいですね。いくつにも区切られた湯槽があり、覗いてみると卵が茹でられていました。
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湯村温泉は夢千代日記の舞台となった温泉ですね。
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湯村温泉では「香住鶴」の看板をたくさん目にしました。その香住鶴の酒蔵と直売所である、福壽蔵に立ち寄りました。
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酒蔵見学、お酒の試飲や購入、お酒や酒粕を使ったお菓子などの購入ができます。クルマなので試飲はできないし、家で晩酌などしないのですが、飲みやすそうなスパークリングの濁り酒、梅酒、柚子酒をお土産に購入しました。
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昨夜の七釜温泉での夕食時、香住鶴を頼めばよかったな。

香住から日本海沿いを東へ走りました。カニの水揚げで知られる漁港町が続きます。柴山もその一つ。
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昨日、列車の窓からピンクの花が咲いた 1 本の木を見つけました。その場所へ立ち寄りました。柴山地区の小さな神社でした。何気ない光景ですが、新しい発見をしたような感覚。
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海岸沿いの集落が続きます。なかにはこのような狭い斜面に軒を並べている集落も。
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最後に城崎温泉の近く、円山川温泉で立ち寄り入浴しました。
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以前は旅館だったようですが、今は日帰り入浴だけ営業しているようです。ちょっと冷たく感じる湯が満たされた露天風呂と、ちょっと熱めの湯の大きな内湯があり、浴槽縁からオーバーフローしているかけ流し。近くの城崎温泉のあっさりした湯と違い、薄い笹濁りをした濃厚な食塩泉で、入りごたえ十分。入浴後しばらく汗が引きませんでした。


★最近のはるちゃんと近所の草花★

凛々しいはるちゃん。
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ウッドデッキでいっぱい駆けっこしました。
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寄り添っている 2 本の土筆が微笑ましい。
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自宅のソメイヨシノが開花しました! 今週前半に満開になると思います。次の週末ははるちゃんとお花見ができるかな?
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